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図書館エディター「こまつオルワ's」

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市民有志が2023年に結成した、小松市図書館エディター「こまつオルワ's」。活動の様子やエディターのみなさんが書かれたコラムなどをお届けします!
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記事一覧

【P】Perfect/perhaps/Positive/

小松市市民大学の講座を毎年楽しみに受けてきた。 1年目は心理学の講座、2年目も同じく心理学の講座を受講した。 「ほぼ同じ内容ですよ」 と事務局の方に念を押されたが「大丈夫です!」と受けて正解だった。 やっぱり楽しかったからだ。 ただ夫は、アウトプットする気満々で帰って来る私の話を、毎度毎度聞かされて大変だったことだろう。 3年目は医療の講座。 毎回違う先生が担当され、皮膚ケアの話、出産年齢の都市と地方の捉え方の違いなど、大変興味深いお話を聞くことが出来た。 特に印象に残って

「水辺+Ring(輪)=ミズベリング との出会い」中編

前回のコラムに続き、「ミズベリング」について書こうと思う。 前回を前編、今回を中編、そして次回を後編としたい。 「ミズベリングって何?」という方が大半だと思うので、まず私なりの解釈を述べると、 『身近にある川や海などの水辺の利活用に関心をもってもらい、それに関わる取組を通じて、「もっと、自分たちの街のことを知ろう、守ろう」という意識を促すもの。』である。 ただ今後、もっと深くミズベリングを知ることができれば、この解釈は変わっていくかもしれない。 前編の最後は、 『いずれにし

図書館エディターこまつオルワ’s、新体制で活動スタート!

令和6年5月19日(日曜日)に、図書館エディターこまつオルワ’sのキックオフ会を開催。令和5年度に開催した「第2期図書館エディター養成講座」を修了したメンバーのうち、新たに10名のみなさんが「こまつオルワ’s」に加入。第1期生とあわせて21名の新体制による活動をスタートさせました。 昨年度の活動第1弾は、小冊子「こまつを綴る」の作成。詳しくは下記の記事をご覧ください! 今回、図書館エディター養成講座で学んだ編集術、カメラ術、インタビュー術などのスキルを活用した、活動の第2

「こまつを綴る」をテーマに企画展示開催中!

2月1日(木)より、小松市立図書館本館にて、「図書館エディターこまつオルワ’s」さんによる企画展示を開催しています。 そもそも、「図書館エディターこまつオルワ’s」とは・・・ まずは「図書館エディター」について。 「エディター」には「編集する人」などといった意味があり、小松市の「ヒト・モノ・コト」に目を向け、地域コンテンツの編集・発信方法を学び、未来型図書館の企画運営を支える人のこと。小松市では、令和4年度より図書館エディター養成講座がスタート。本は「ヒト・モノ・コト」を

「水辺+Ring(輪)=ミズベリング との出会い」

こまつ図書館エディター講座を受けてから、まちの景色に関心を持つようになった。 「新たな図書館が建てられたら、人の流れが増えて活気はもっと良くなるだろうか?」、「回遊性を高めるために道を広くしたほうが良いのではないか?」といった思いが頭に浮かんでくる。 小松市で生まれ、小松市で育ちながらも、これまでは自分の住む「まち」について考えることは少なかった。 だが年を重ねるうちに、子供が大きくなっても、幸せに暮らせるまちであるために、今の自分に出来ることがあればやっておきたい、という

「博物館館長の生い立ちとおすすめ本は?」  

小松市立博物館は昭和33年に開館して、現在の建物に移転したのは昭和45年です。移転当時、1階は市民ホール(市民の憩いの場)、2階は博物館、3階は図書館でした。昭和56年に現在の小松市立図書館が完成し、2階と3階が博物館になりました。平成7年に1階が市民ギャラリールフレに改装されました。 常設展示では、小松城や北前船、九谷焼などの人文資料や、植物化石などの自然科学資料を展示しています。また、平成28年に「『珠玉と歩む物語』小松~時の流れの中で磨き上げた石の文化~」が日本遺産に

「まさに人生は、縁尋機妙多逢聖因ですね♪」

こまつオルワ’sのアポロです。 本日は、芦城公園入口の道を挟んだ向かいにて事務機文具店を営んでおられる“つじジムキ”代表の辻 美惠子さんに、私達が計画から携わっている未来型図書館に関してどのような思いを持っているか伺ってみました。 つじジムキの店主:辻 美惠子さん 寅年 小さい頃から本が好きで、辻さんのお姉さん曰く、ちょっと暗い所でお気に入りの本を繰り返し読み耽るほど本が大好きな子どもだったそうで、「ま~った、そんな暗い所で本読んどったら、いかんよ!」。と、言われた記憶があ

「いざ三毛作へ!キッチン&カフェほんだ」         

梯川(かけはしがわ)の際にある、学問の神様・菅原道真公を祀る小松天満宮から、小松大橋を渡り、右手に何やら昭和レトロな香りのするお店が視界に飛び込んできた。店頭の野菜や果物の色鮮やかさに目を惹かれ、店内からは旨そうな料理の匂いが漂ってきて、食欲をそそる。・・今から図書館に向かおうと思っているのに・・。「んっ?焼肉・・夜のみ・・未だなのね。」 ここは、ショッピングセンター平和堂・アルプラザ小松で今年令和5年の更新月を機に閉店された三代続く八百屋、本田ストアの元々あった土地で、次

「みどり号は宝箱!宝物を見つけにおいで!」 

小松市の移動図書館「みどり号」は、昭和60年(1985年)10月1日から、図書館まで来ることが難しい人のために市内各地を巡回して図書館サービスを提供している。今、小松市内を走っている車は2代目で、平成11年(1999年)10月1日からもう24年間走り続けている。 みどり号には、定年退職後のシルバー人材センターの会員の方が乗られている。中本正英さんもその内の一人で、ゲームキャラクター「マリオ」の格好で子ども達に大人気だった。「だった」というのは、10年間勤められていたが、令和

「いきいき・わくわく!!みんなでつくる図書館ボランティア」

新しい図書館が芦城公園周辺にできることが決定した。図書館エディターこまつオルワ’s として、公園周辺の魅力的な施設や人を取材することが決まった時に真っ先に思い浮かんだのが、私が所属している稚松小学校図書ボランティア「ひまわりさん」の面々だった。魅力的な人たちばかりで、毎回児童向けにおはなし会の企画を練り、練習に励み、本番を楽しんでいる姿を見ていると、一人ひとりのことがもっと知りたくなった。 そこで残暑厳しい9月の半ばに、稚松小学校図書ボランティアの方々とお話する機会をもった

「ねえ、よんで!よんで!」

秋というには、まだまだ残暑が厳しい9月のある日曜日。夏の雲と秋の雲が混ざり合った青空の下、空とこども絵本館におじゃました。私自身が数年前までよく通わせていただいたので、玄関に足を踏み入れた途端に懐かしさがこみあげてきた。 玄関でくつをはくための小さい椅子、「こんにちは!」と笑顔の職員さん、地域の方が作られた動物の切り紙。すべてが子ども目線で迎えてくれる。子ども連れの親御さんは安心してお子さんとの時間を楽しめる場所だ。 日本には古くから絵で物語をあらわす絵巻の伝統があった。

「大人の社会見学、宮本三郎美術館」       

聞いたことはあるが行ったことがない。そんな方もいるのではないだろうか。 小松市役所の周辺には文化施設がたくさんあり,その一つが今回取材に伺った「宮本三郎美術館」である。 実は私も館内に入ったのは初めてだった。 「明るい」館内の第一印象である。 外から見ているだけでは想像出来なかった。 館内は昭和16年の石張りの倉庫棟とモダンなガラス張りの新館から成り、その二つをブリッジが繋ぎ、「歴史と伝統」「未来への展望」がコンセプトとなっている。 宮本三郎は小松市出身の洋画家であり、館内

「古くて新しい着物の世界」            

クラッチキモノ店さんは伊藤たかこさんの営むアンティークの着物や古道具のレンタル・販売をされているお店です。私の着物のイメージはザ・フォーマル。ステキだけども敷居の高い印象がありました。しかし、クラッチさんでは、もっと気軽で、とっても自由!日常で楽しめる、おしゃれな着物もたくさん揃っています。水玉やストライプ、小花柄。色も原色や渋いお色、何でもあり。生地もいろんなものがあります。え?こんな柄が昔からあったの?みたいなものもたくさんあって、見ていて飽きません。そしてそんな個性のあ

「『好き!』を集めれば癒し空間」           

以前から興味のあった街中の沖縄テイストのお店は『YUIMARL(ユイマール)』という美容院でした。沖縄の自然と、人との繋がりを大切にする想いに魅了され、外観にも沖縄らしさを取り入れ、店先には手入れされたハイビスカスやガジュマルが並んでいます。店主さんはお店の名前に、結(ゆい)と丸(まる)を合わせた”ゆいまーる”『YUIMARL』と温かくて親しみを感じる名前を付けられました。お店の周辺には小松城跡地の芦城公園や歴史を感じる老舗のお店や和菓子屋さんが残る、小松市でも重要な地域であ