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「こまつを綴る」をテーマに企画展示開催中!

2月1日(木)より、小松市立図書館本館にて、「図書館エディターこまつオルワ’s」さんによる企画展示を開催しています。

そもそも、「図書館エディターこまつオルワ’s」とは・・・

まずは「図書館エディター」について。
「エディター」には「編集する人」などといった意味があり、小松市の「ヒト・モノ・コト」に目を向け、地域コンテンツの編集・発信方法を学び、未来型図書館の企画運営を支える人のこと。小松市では、令和4年度より図書館エディター養成講座がスタート。本は「ヒト・モノ・コト」をつなぐ存在であり、あらゆる組み合わせで異なるものを結びつけ、出会いを生むことができる力を持っています。図書館はそうした無限のつながりが生まれる可能性を持った場所であり、図書館や地域を舞台に、編集スキルを活かして活動していってほしいという思いから講座をスタートさせました。
講師は、編集工学のスペシャリストである「図書館と地域をむすぶ協議会」チーフディレクターの太田剛さん。令和4年度の講座では、編集の基礎や上手なインタビューの仕方・カメラの撮影方法、コラムの書き方などについて学び、現在は第2期講座も開催中です。(いよいよ2月に講座が終了し、図書館エディターの第2期生が誕生します!)

令和4年度の講座の様子
写真は講師の太田剛先生
令和4年度の講座には25名が参加
編集ワークショップなども行いました
令和4年度の講座では、小松駅周辺の店舗等へインタビューの実践に!
写真は、「長保屋茶舗」さんでのインタビューの様子。

続いて「こまつオルワ’s」について。
令和4年度の講座を修了した第1期生のメンバーが、講座終了後も、講座で学んだスキルを活かして様々な活動を展開していくため、令和5年5月に11名でクラブを結成。そのクラブの愛称が「こまつオルワ’s」なのです。このクラブの愛称は、メンバーのみなさんが考えたもの。「オルワ’s」には、小松市では「〇〇にいるよ(存在)」ということを、方言で「〇〇におるわ」と言うことが多く、未来型図書館が誰もがいても良い場所、多くの人たちが頻繁に足を運ぶ場所、大切な仲間と一緒に過ごしたい場所、そういった場所であってほしいという願いが込められています。(素敵ですね)

そうして、令和5年5月に結成された後、5月から企画会議を重ねてきました。その結果、未来型図書館の立地場所として決定している「芦城公園周辺」の施設や店舗へのインタビューを通じたマップづくりやコラムの執筆、小冊子の作成に取り組むことになりました。

6月の企画会議の様子。
みんなで様々な活動案を出し合いました!

昨年9月には、メンバーがお話を聞いてみたい方や店舗等へインタビューに行きました。10月には、インタビューでお聞きした内容についてコラムを執筆し、小冊子づくりに取り組みました。そして、12月には、オルワ’sのみなさんが編集した小冊子「こまつを綴る」が完成!小冊子にはオルワ’sの活動や、インタビュー内容の概要、オルワ’sコーナーなどが掲載されており、コラムについては、この未来型図書館noteに掲載中です。

小冊子「こまつを綴る」
市ホームページからもご覧いただけます

そして、今月より小松市立図書館本館にて、インタビュー先の方やオルワ’sメンバーのおすすめ本や小冊子を活用した企画展示を開催しています。(展示は2月いっぱいまで)
本と一緒におすすめの理由などが書かれたPOPも一緒に展示中です。(本は貸出可能です)

図書館の西口玄関にて企画展示開催中!

本や小冊子のほか、「オルワ’sノート」も設置。
展示の感想やオルワ’sメンバーへの応援メッセージなどを書いていただくノートです。

真ん中にあるのが「オルワ’sノート」

展示が始まって1週間。既にたくさんのメッセージが寄せられていました!

みなさんからのメッセージは、今後の活動の励みになりますね。
是非、小松市立図書館に足を運んでいただき、展示をご覧いただけたらと思います。

これからも図書館エディターこまつオルワ’sのみなさんの活躍にご注目ください!