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絵本作家の中川ひろたかさん、ようこそ小松市へ!

令和6年1月27日(土曜日)に第一地区コミュニティセンターにて開催された「中川ひろたか氏講演会 ぼくの作った歌と絵本」に子ども司書クラブのメンバーが参加しました。

講演会の開始前には、子ども司書のメンバーのもとにお越しくださり、一緒に記念撮影にも応じてくださいました!

子ども司書のメンバーに優しく声をかけてくださった中川ひろたか先生

中川ひろたか先生は、保育士として5年間勤務されたあと、バンド「トラや帽子店」を結成されました。こどものうた・あそび歌などの作詞・作曲を手掛けられ、その数は約2700曲!代表曲には『みんなともだち』『おーいかばくん』『世界中のこどもたちが』『にじ』『ともだちになるために』などがあります。

1995年には『さつまのおいも』で絵本作家としてデビューされました。『ないた』で日本絵本賞大賞を受賞され、出版された絵本は280冊以上も!

2019年 3世代向けエンターテインメントバンド「ヒネるズ」を結成。
2020年 『にじ』が、花王「アタックゼロ」、明治「プロビオヨーグルト R-1」のCMソングに採用されました。
2022年 日本童謡賞特別賞を受賞され、昨年は、ミュージカル『DADDY』の全作曲を担当し幅広く活躍されていらっしゃいます。

過去には、2000年、2002年にも小松市立図書館で「おはなしライブ」を開催していただきました。

会場は子どもから大人までたくさんの方でいっぱいに!

新潟県燕市にある絵本の出版社「おむすび舎」の代表である霜鳥 英梨さんにも聞き手役としてお越しいただき、講演会は対談形式で行われました。

対談講演の様子

オープニングは中川先生が作曲された『世界中のこどもたちが』の歌でスタート。その後、小学5年生の頃から歌に興味があったことや保育士時代のこと、絵本を書き始めたきっかけなど、ユーモアを交えながら楽しくお話いただきました。

また、ご自身の絵本作家としてのデビュー作『さつまのおいも』の読み聞かせも行っていただいたほか、当時の貴重な原稿なども見せてくださいました。

会場からの質問タイムの際には、子ども司書のメンバーより
「たくさんのお仕事をされていてやりがいを感じる時について教えてください」といった質問が。

中川先生からは、
「絵本はもう1回、もう1回とせがまれるような絵本に。歌も子どもから大人までみんなに歌われる歌に。そういった場面に出くわした時がとても嬉しい。」とお答えいただきました。

また、子ども司書の活動についても、
「とっても良い取り組み。ぜひ、良い本を周りのお友達などに紹介しよう!」と語りかけていただきました。


講演会の一番最後には、中川先生が作曲された『にじ』を披露いただき、会場のみなさんも口ずさみながら、あたたかく優しい時間となりました。

ご自身が手掛けられた歌を披露してくださる中川先生

講演会の中では、中川先生より、
「これまで節目節目にアクションを起こしてきた。何かしたい時にはアクションを起こすことが大事。」とのお話がありました。
中川先生のお話は、きっと、子ども司書のメンバーにも励みになったのではないかと思います。

今回の講演会は、これまで自分たちが読んできた絵本を書かれた絵本作家さんにお会いでき、直接お話をお聞きできた大変貴重な機会となりました。

講演会で学んだこと、感じたことを大切にしながら、これからも子ども司書クラブの活動に取り組んでいきたいと思います。

中川先生、ありがとうございました!!