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「古くて新しい着物の世界」            

クラッチキモノ店さんは伊藤たかこさんの営むアンティークの着物や古道具のレンタル・販売をされているお店です。私の着物のイメージはザ・フォーマル。ステキだけども敷居の高い印象がありました。しかし、クラッチさんでは、もっと気軽で、とっても自由!日常で楽しめる、おしゃれな着物もたくさん揃っています。水玉やストライプ、小花柄。色も原色や渋いお色、何でもあり。生地もいろんなものがあります。え?こんな柄が昔からあったの?みたいなものもたくさんあって、見ていて飽きません。そしてそんな個性のある着物や小物たちも、組み合わせてさらに可愛くなっちゃうから本当に不思議。着る人やシチュエーションに合わせて臨機応変に選んでくださる伊藤さんのセンス、本当に素晴らしいのです。

店内の様子
店内の様子

私は子どもたちの入学式で着物を着る際に帯や小物たちを伊藤さんにお願いしていてこんなすごい人が小松にいるなんて…!と毎回のように感動していたので今回、図書館の近くのステキなお店を紹介しようとなった時に、ぜひ!取材させていただきたい!とお願いした次第です。無事に取材許可をいただき、私、竹田とオルワ’s メンバー、土田さんの2人でインタビューさせていただきました。
伊藤さんも本を読むのがお好きだということで、まずは好きな本のお話を。着物の参考になるような本も、着物とは関係ないエッセイもお好きだそう。

谷川潤一郎をめぐる人々と着物 中村圭子/中村春香
もものかんづめ さくらももこ
食えなんだら食うな 関 大徹
パンダ銭湯 tuperatupera

「それ私も好き!」「知らなかったけどとってもおもしろそう、読んでみよう!」と話に花が咲きました。よく読む本について、周りの人と話す機会があまりなかったのでとても刺激になりました。

次に未来型図書館に求めるものについてお聞きしましたよ。
伊藤さんのお店では大人だけでなく、子どもの着物も充実。七五三などの衣装レンタルもされており、市内の長谷町にある三山写真館の方々とチームを組んでとても可愛い世界観を作り出しておいでます。どの子もモデルさん!?どこの雑誌の撮影!?と思うくらい、個性を活かしたステキな仕上がりになっています。SNSなどでもとても人気で、県内外からお客様がいらっしゃるそう。「お話している中でオススメの観光スポットをよく聞かれるんですけど未来型図書館がそんな方達も楽しめる空間になればいいですよね。」とおっしゃっていました。また、明るく開放感のある建物がいいとか、勉強や読書ができる長居できる場がたくさんあったら嬉しいね、あと市民の皆さんが個展する場があるのもいいよね、と私たちの理想はどんどん膨らみます。笑
その後、予算との兼ね合いの話になり、どんどん進んで政治の話へ…大変、盛り上がりました。図書館づくりを通して、市や政治の話にまで発展するなんて、インタビュー前は想像もして
ませんでした。私は恥ずかしながら自分の通いたいステキな図書館のことしか考えていなかったんですが、インタビューを通して小松の政治の現状や未来を考えるきっかけになって、とても有意義な時間になりました。すべて繋がってるんだなーと感じました。

今回のインタビューで感じたことは…
やはり伊藤さんは着物もお話もセンス抜群。
好きな本の話をお聞きするのは新しい発見だらけでおもしろい。
そして小松の未来について話すのって、けっこうたのしい。
これからのオルワ’sの活動がますます楽しみになりました!

最後になりましたが、伊藤さん、お忙しい中たくさんお時間いただき本当にありがとうございましたー!

CLUTCHキモノ店
小松市松任町30−2

お店は接客中だったり撮影や打ち合わせのため外出中だったりで
対応できないこともあるので事前連絡がオススメです。

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