「小学生ミニビブリオバトルinこまつ」を開催!
11月11日(土曜日)に、サイエンスヒルズこまつにて「小学生ミニビブリオバトルinこまつ」が開催されました。
小松市では、小学生のビブリオバトルは今回が初開催!
子ども司書クラブで活動しているメンバー8名がバトラーとして出場し、3分の持ち時間の中で自身のおすすめ本の魅力を紹介しました。
おすすめ本との出会いや、ストーリーの紹介、おすすめポイント、どういう方に読んでほしいかなど、一人ひとりが自分の言葉で一生懸命伝える姿に大変感動しました。どの本がチャンプ本に選ばれてもおかしくない、素晴らしい発表でした。
記念すべき第1回目のチャンプ本は・・・
小松市苗代小学校6年生の田中鈴乃さん紹介の
「思わず考えちゃう」(ヨシタケシンスケ/著 新潮社)に決まりました!!
おめでとうございます!!
最後に、石黒教育長より講評がありました。
・みなさんの発表に引き込まれ、読書の秋でもある今、紹介してくれた本を
読んでみたい思いに駆られた。
・みなさんの発表は、本を読んだ感想にとどまらず、本との出会いや著者へ
の想い、本全体に対する思いが述べられており、大変豊かな時間を過ごせ
たことに感謝している。
・小松市ではこれまで、中学生・高校生のビブリオバトルを長年実施してき
たが、実施すればするほど価値があると感じており、教育委員会の大事な
施策として位置付けている。今回、初めて小学生ビブリオバトルにチャレ
ンジしたが、小学生の持つ力は中学生、高校生に負けておらず、それどこ
ろか、中学生・高校生よりも優れた部分がいくつもあり、小学生が持つ、
ポテンシャル・持っている力に驚いている。
・優勝者もいるが、それぞれのメンバーに良いところ・その子らしさ、すば
らしいところがあり、1人だけではなく、みんなに賞をあげたい思い。
・今回、小学生ビブリオバトルを通じて、読書の大切さを改めて学んだ。す
べてのバトラーが感想を述べるかと思ったが、それぞれが根拠をもって主
張していた点に驚いている。単なる感想ではなく、本を通じて、言葉を選
びながら、自分の想いをのべていたことがすばらしい。
・言葉づかいや言葉のチョイスもすばらしく、レベルの高さを感じている。
これまでたくさんの本を読み、様々な知識を得ていることを感じた。
・ビブリオバトルが求めるものは、ただ本を読むことにとどまらず、本との
出会いや他の人の考え方に耳をかたむけること、互いの読書をわかちあ
う、お互いのその人らしさを理解しあうことに繋がる。
・これからも読書を通じて、知識や味方・考え方にふれながら素敵な人に成
長してほしい。
これからも、本と人をつなぐ「読書リーダー」として本の面白さ・魅力を多くの人に伝えていきましょう!
子ども司書のみなさん、本当にお疲れ様でした!