以前から興味のあった街中の沖縄テイストのお店は『YUIMARL(ユイマール)』という美容院でした。沖縄の自然と、人との繋がりを大切にする想いに魅了され、外観にも沖縄らしさを取り入れ、店先には手入れされたハイビスカスやガジュマルが並んでいます。店主さんはお店の名前に、結(ゆい)と丸(まる)を合わせた”ゆいまーる”『YUIMARL』と温かくて親しみを感じる名前を付けられました。お店の周辺には小松城跡地の芦城公園や歴史を感じる老舗のお店や和菓子屋さんが残る、小松市でも重要な地域であります。時代と共に大切に守られてきたもの、これから新しく変わっていくものを、ちょうど今、この町で一緒に遊び学んできた仲間達と共に受け継がれる世代。地元の少年野球の監督としても活躍される店主さんは、沖縄愛だけでなく地元愛にもあふれる美容師さんでした。趣味の一つとおっしゃるアクアリウムにもセンスの良さが伺えます。

◆未来型図書館に期待すること
本に興味のない人は残念ながら図書館に訪れる機会もありません。未来型図書館は、今まで足が遠のいていた人でも興味が持てる何かがある、たとえ図書館にはミスマッチなものであっても立ち寄ってみたくなる、そんな誰もが行ってみたくなる図書館になると良い。

◆ＹUIMARL店長さんのおすすめの本
『チーズはどこに消えた？』 著者：スペンサー・ジョンソン／2000年・扶桑社刊
年代を問わず読むことができて、その時その時の状況や立場で考えさせられる内容。いくつになっても読み返す甲斐のある一冊。
こちらは実際に各国でベストセラーになり、状況の変化にいかに対応すべきかを説いたビジネス書としても採用された注目本だそうです。2020年以降、時代が大きく変わろうとしています。しかも急激に。日々戸惑いや焦りを感じさせられる今、私も読み返してみたいと思いました。