図書館カフェにて紙芝居に挑戦!
9月23日(土)に小松市立図書館にて認知症をテーマとした「図書館カフェ」が開催されました。みなさん、9月は「世界アルツハイマー月間」であることをご存知でしょうか。
小松市立図書館では、認知症への理解を深める関連イベントを昨年度より実施しており、今回、子ども司書クラブのメンバーが市の長寿介護課の皆さんや認知症のキャラバン・メイトの皆さんと一緒に認知症をテーマとした「紙芝居」の演者に挑戦しました。
披露した紙芝居は「おばあちゃんどこいくの?」と「ごはんまだか」の2つ。紙芝居を披露する前には、子ども司書のメンバーより、
「紙芝居を聞いて、少しでも多くの人に認知症のことを理解してほしい」
「認知症の具体例について紙芝居を通して知ってほしい」
「認知症の方へどのように接したら良いのかを考えてみてほしい」
など、聞いてくださるお客様へのメッセージを伝えました。
5月には空とこども絵本館で読み聞かせ会を開催したこともあり、堂々と上手に読むことができました!
最後に、紙芝居を通して認知症について学んだ子ども司書のメンバーに、認知症サポーターである証として「認定証」が贈られました!
認定証を贈られた子ども司書のメンバーからは、
「認知症については知識があると思っていたけれど、今回詳しいことを知ることができて良かった。」
「認知症の方への接し方について色んな人に伝えていきたい。」
「自分の周りには認知症の方がいないけれど、出会ったときに今日学んだことを活かしたい。」
「学校の授業で勉強したことがあったけれど、紙芝居に挑戦したことで認知症について詳しくなれた。家族にも伝えていきたい。」
といった感想が。紙芝居を通じてたくさん学んだこと、感じたことがあったようです。
また、図書館カフェでは、紙芝居のほか認定証に関する展示や、本の企画展、「まうんてんぶっくす」さんによる飲み物等の販売も開催されました。
いつもと少し違う図書館にワクワク。
これからも子ども司書のメンバーと一緒に、図書館のイベントへの参加なども通じて、図書館づくりを盛り上げていきます!