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未来型図書館を共に創る!「こまつリビングラボ」がスタートしました!

 令和4年度に開催した市民ワークショップ「つながるミーティング」を通じて、昨年度は「基本構想」を策定。市民のみなさんとの「対話」を通じて、未来型図書館のビジョン・コンセプトや必要と考えられる機能・サービスなどを基本構想に描きました。

 令和5年度からは、市民ワークショップを発展させた新たな対話と活動の場「こまつリビングラボ」がスタート。リビングラボでは、様々なアイデアなどを出して終わり、ではなく、それらを「実験・実践してみる」という視点も大切に進めていきます。今年度は、実証実験等を行いながら、まずは、未来型図書館に必要な機能・サービスの具体化を図ります。
 そして、開館後には、未来型図書館の中にリビングラボのような機能があり、地域課題解決の場や新たなビジネス創出の場になるなど、まちづくりの拠点を目指していきます。

 記念すべき第1回目を7月30日(日)に開催。市長をはじめ、子どもから大人まで60名を超える方々にご参加いただきました。そして、今年度のこまつリビングラボには、青山学院大学の教授である野末俊比古先生にコーディネーターとしてご参画いただいています!

宮橋市長挨拶
野末先生挨拶

第1回目の内容は・・・「基本構想で描いた12の役割(機能)を深堀りしよう!」というテーマでワークショップを実施しました。
「知の集積」や「子育て支援」、「発信・表現」などの役割(機能)について、それぞれの役割がどのような連携ができるか、融合するとどのような新たな機能やサービス・活動が生まれるかについてグループでの対話を通じて検討しました。

ワークショップの様子


未来型図書館に対する熱い想いが伝わってきます!!

1つの役割からでもたくさんのアイデアが出てきますが、役割どうしの掛け算によって、ユニークで面白いアイデアが続々と誕生!未来型図書館は多面的な機能をもった複合施設を目指しており、施設の中では単に機能が複合しているだけではなく、「融合・連携」することにより、新たな機能・サービスの創出や相乗効果が生まれることが期待できそうです!

発表の様子

各グループからの発表では・・・
・企業の人が気軽に相談できる場があると良い
・ドライブスルーで本の返却が可能
・小松のモノや食材を使った料理教室やワークショップをしたい
・サウナが温泉などくつろげる空間!
・本棚でボルダリング などなど

ここには書ききれないほどのアイデアが!(全てのアイデアは市HPからご覧いただけます)

終始、会場からは笑い声が溢れ、楽しい雰囲気の中で第1回を開催することができました。

最後に、野末先生より、
これまでの図書館は専門家などが主体になってつくるケースがほとんどだったが、現在は「みんなで考えてみんなでつくるもの」「使い手の人が考えつくっていくことが大事」ということをおっしゃっていただきました。

未来型図書館づくりは「市民と共に創る」をモットーに進めているプロジェクト。これからもみなさんと一緒に対話を大切にしながら開館に向けて取り組んでいきたいと思います!