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「また来たくなる図書館」を目指して。BGMづくりに挑戦!

令和6年5月26日(日曜日)の子ども司書クラブの活動は「BGMづくり」。図書館の閉館時に流すBGMを子ども司書のメンバーのアイデアをベースに作成してみるという、ワクワク・ドキドキの活動でした!

今回のクラブ活動には、小松市在住の吉田良晴さんを講師をお招きしました。吉田さんは、青森県のご出身で地域おこし協力隊として小松市に赴任。小松市での地域おこし活動として、九谷焼の展示体験施設「九谷セラミックラボラトリー」の立ち上げや運営に携わってこられました。また、スケートボーダーでもあるほか、様々な空間音楽の制作にも精力的に取り組んでいらっしゃいます。

講師の吉田 良晴さん

まずはじめに、みんなで「また来たくなる図書館」をテーマに、どのようなイメージのBGMを作りたいかについてアイデア出しを行いました。

付箋にそれぞれ自分の思いやアイデアを書き、貼り出します

子ども司書のメンバーからは、「優しい」「明るい」「最後に大きくなったり激しくなったりする」「ゆったりと厳かに」「小松っぽい音楽」などの意見が出てきました。

子ども司書のメンバーのアイデア

また、そのイメージを表現するためには、どのような音が必要だろうか?という視点からもみんなで考えてみました。

メンバーのアイデアを読み上げる吉田さん

「優しい」イメージを出すためにはピアノやオルゴール、「明るい」イメージには木琴や鉄琴、トランペットなど。それから自然の音を使う、というアイデアも出されました。

みんなのアイデアで出された「小松っぽい」「自然の音」を活かすため、小松市を代表する公園「芦城公園」を歩き、公園内に流れる「自然の音」を探しに、フィールドレコーディングにも挑戦!

砂利の音を収集中
葉っぱを揺らす音
木の枝が折れる音
石をこする音
滝の音

その他、鳥の声など、みんなで耳を澄ましながら芦城公園内にあふれるたくさんの自然の音を収集しました。自分たちで音を集める、という貴重な体験に子ども司書のメンバーも終始楽しそうな様子でした。

フィールドレコーディングの後は、BGMに入れるナレーションの文案を考えることに。このナレーションの文章も、子ども司書のメンバーが自分たちで考えたものです。

BGMづくりに向けたみんなのアイデア
閉館のお知らせと感謝の気持ちを込めて。

ナレーション撮りの様子がこちら。最初の「お知らせです」と最後の「ご利用ありがとうございました」は、メンバー全員で、その他は2,3人のグループでナレーション撮りを行いました。

機材のマイクにちょっとだけ緊張気味です

そのほか、「バイバーイ!」「また来てね〜!」という子どもたちの声も撮りました。

このBGMについては、これから1ヶ月ほどで吉田さんに編集していただき、6月のクラブ活動時にお披露目会を開催後、図書館内で実際に流す予定です。完成をお楽しみに!!

これからも、図書館の魅力アップに取り組み「また来たくなる図書館」を目指して頑張っていきます!

今回のクラブ活動にご協力いただいた吉田さん、本当にありがとうございました!